脳神経外科 NEUROSURGERY

当院の診療科目についてご案内いたします。

脳神経外科のご紹介

主として頭部顔面外傷、脳血管障害(脳卒中:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、脳腫瘍の方の診療を行っています。当院健診センターで行っている脳ドックの所見読影も担当しています。

ふれあい診療所での外来診療は火・木・金曜日の午前(木曜日は鳥取大学脳神経外科出張医が担当)です。他の曜日(土・日・祝日含めて)は救急や他院からの紹介の方を生協病院救急外来で対応しています。

※2020年までふれあい診療所外来診療を平日午前で診療しておりましたが、週3回(火木金)と致しました。ご了承ください。
※鳥取大学脳神経外科出張医は黒﨑教授(脳腫瘍専門)、坂本准教授(脳血管障害専門)他
※それぞれの先生の出張日については脳外科外来までお問い合わせください。

医師のご紹介

部長 美津島 穣
昭和62年鳥取大学医学部卒
日本脳神経外科学会専門医
臨床研修指導医
日本脳ドック学会会員

診療・手術実績

鳥取大学脳神経外科専門医研修協力病院としての役割も担っています。
当院は急性期医療から在宅医療までの連続した医療を提供できる入院体制をもつ、地域でも数少ない医療機関です。意識障害や後遺症によって日常生活に支障をきたす可能性が高い脳卒中などの多くの脳神経外科疾患の療養に適した環境です。リハビリテーション科との緊密な連携で超早期から慢性期まで適切なリハビリテーションを提供し、また不幸にして障害を残した状態での退院後の生活不安に対しては、医療相談室と共に介護サービスなどの退院環境を調整して長期療養についてご相談を承っています。
当院での治療が困難な方はセカンドオピニオンを含めて他の医療機関に随時紹介しております。全身麻酔での緊急開頭術が必要と判断した際は、近隣の松江赤十字病院や松江市立病院に紹介搬送させていただいており、急性期治療が一段落した後の転入院を積極的に受け入れるなど緊密に連携しています。
健診での脳ドックの読影も担当しており、頭部MRI/MRAは原則的に2人の読影で所見を取ることで見落としを最小限にするように心がけています。

  2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
手術総数 16 9 26 16 8 13
慢性硬膜下血腫 10 4 17 13 5 7
頚動脈ステント 0 0 7 0 3 3
※症例数(件数)
※日本脳神経外科学会基幹施設年次報告書に準ず
※頸動脈ステント留置は当院で鳥取大学脳神経外科坂本准教授が施行