研修医紹介

研修医紹介

  • 田中 道徳
  • 植 敦士

「田中先生は良い医者だ。私は先生と出会えて幸せだ。」自分の心を救い上げてくれたのは亡くなった患者さんの言葉でした。

希望に心躍らせて

綺麗な桜を見て希望に心躍らせ、不安に慄きながら始まった社会人生活も早いもので半年が経とうとしています。今年の春に卒業したときには“医師”としてバリバリやるぞ!!と気合十分に入職しましたが、半年経ってみて振り返ると“社会人”として自分の未熟さを痛感する日々でした。多くの人との関わりの中で喜びややりがい、悲しさ、苦しみなど様々な感情が悲喜交々、一喜一憂した毎日でした。


入職者研修では

多くの仲間と出会った4月。たくさんの同期(看護師や介護士など多職種の方々)とともに入職者研修で机を並べて学ぶのが初めての仕事でした。 入職者研修を通して、“松江保健生協”や“島根民医連”について改めて知り、他職種体験(私であれば医師以外の仕事の体験など)で同じ病院・組織内で働く仲間の仕事について知り、そしてこれからともに苦楽をともにする同期とたくさんの話をする機会をいただき、他の職種の想いを知ることができました。

弱い自分に“喝”

医師としての仕事に悪戦苦闘した5月。“医師”として多くの‘初めて’を経験した時期でした。初めて患者さんを担当する、薬を処方する、紹介状を書く、検査を出す、などなど‘初めて’づくしの1か月でした。
そして、もう一つ医師として大事な経験をしました。それは初めて患者さんが亡くなったこと。突然やってくる“死”というものに戸惑い、心で処理しきれずに三日三晩泣き続けたことを今でも鮮明に覚えています(今でも思い出すと泣きそうになります)。「自分なんて何もできないじゃないか」、「どうせ自分なんて。。。」そんな無力感ばかりに苛まれていました。医師としてとても恥ずかしいことではありますが、そのときは本気で逃げてしまおうかと思いました。そんな情けない自分の心を救い上げてくれたのは亡くなった患者さんの言葉でした。それは「田中先生は良い医者だ。私は先生と出会えて幸せだ。」という言葉。もちろんそのときは自分が“良い医者”だなんてとても思えません。でも、患者さんは自分を「良い」医者と呼んでくれた。自分にある「良い医者」と患者さんの「良い医者」の違いに悩みました。そして、三日三晩悩んで得た答えは、いつか『「良い医者」になりました』とその患者さんに胸張って言えるような医者を目指して頑張ろう、というものでした。弱い自分に“喝”が入った出来事でした。

学びながら、日々成長

最後ではありますが、この半年間何とかやってこられたのは、不器用な私のために根気よく指導を続けてくださる指導医や先輩医師、情けない私の指示を聴いて下さる看護師や薬剤師、検査技師、栄養課、リハビリの方々(ときには温かく間違いを指摘してくださいます)、事務、秘書課などなど挙げ始めたら枚挙に暇がないほどたくさんの方々の御尽力のお陰です。
医者として、人間として、人生の師である多くの患者さんのお陰でたくさんのことを学び、日々成長させていただいております。


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